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Cinema Chips

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「インビクタス」の感想です。 

2月に観る映画をピックアップしています。まずは2月5日(金)公開の「インビクタス/負けざる者たち」です。監督がクリント・イーストウッド、主演がモーガン・フリーマンとマット・デイモンと言われれば、もう期待するしかないのですが・・・、内容のキーワードが「南アフリカ」、「人種隔離政策アパルトヘイト」、「ラグビー」と、どれを取っても私には馴染みが薄い題材なのでちょっと心配。英題の「INVICTUS」とはラテン語で「不屈」と言う意味らしい。
スポーツを通して民族融和を不撓不屈の精神で突き進めたスポ根民族物語って言う所でしょうか!?

この映画で第82回アカデミー賞の「主演男優賞」にモーガン・フリーマン、「助演男優賞」にマット・デイモンが揃ってノミネートされています。下馬評では「主演男優賞」は『Crazy Heart』の俳優さん、「助演男優賞」はあの『イングロリアス・バスターズ』でのドイツ軍の大佐役がハマっていた俳優さんが有力だと言われているようですが・・・、アカデミー賞の発表は、今年は2月のオリンピック中継と重ならないように3月7日にずれ込んだようです。

感想を追記しました。 私の評価は≫採点表 イライラ度≫採点表

この映画は文句なく面白かったです。・・・文句なくと言いながら、その割に満点評価ではなく、イライラ度のメーターもピコッと2個上がっていますが、それは、別にイライラしたからではなくて、ネルソン・マンデラ大統領を扱っていながらアパルトヘイト政策の根本的な人種問題をスルーしていたのが気になったからです。だから、ちょっと言い方は悪いけど、臭いモノには蓋をして品行方正なスポ根人情ドラマに徹していたので、感動的ではあったけど琴線に触れるまでには至りませんでした。

物語りは南アフリカがアパルトヘイト撤廃後、反アパルトヘイトの活動家ネルソン・マンデラが反逆罪により27年に及び投獄された刑務所から釈放される場面から始まりました。まるでニュース映像を見ているような淡々とした映像でした。釈放されたネルソン・マンデラを乗せた車列が通る道路の両側の一方には、青々とした芝の立派なグラウンドでラグビーの練習に励む白人達。そしてその反対側には、砂埃の上がる乾いた土のグラウンドでサッカーをする黒人の子供たち。その僅かなプロローグのシーンだけでも、アパルトヘイト・人種隔離政策の理不尽さが垣間見れました。

それから、その後に行われた全人種投票による総選挙によって、ネルソン・マンデラは晴れて南アフリカ大統領となりました。この物語は実在の人物とエピソードを基に描かれていると言う事で、それぞれの登場する人たちの潜在的な思いは熱く強く感じましたが、そう言う国の大転換となる基軸になったエピソードを扱っている割には、隔絶された人種間の問題もさることながら、マンデラ大統領の実像を赤裸々にクローズアップしている訳ではなく、ラグビーのW杯に優勝する事によって民族の対立を失くし白人と黒人の融和を図ろうとする大統領の思いだけがメインに描かれていただけなので、政治的なドラマチックさと緊迫感が欠けていました。

マンデラ大統領が獄中で心の支えとした「INVICTUS」の詩を挿入する事によって、観客にマンデラ大統領が当時置かれていた立場や、それにどう立ち向かったのかを示したのは分かるのですが、人種隔離政策で民族間の対立がどれ程の物だったのかを示すには、この映画で描かれた白人側、黒人側のエピソードは余りにも単純な構図でした。当時のマンデラ大統領の言動は人の理想とする所で、もちろん崇高で真摯なものではあるけど、この映画が過去を扱っているだけに・・・、現在の南アフリカは、今年の南アでのサッカーW杯の開催さえ危ぶまれるほどの社会情勢の悪化や黒人の貧困の現状を見れば、理想は理想でしかないと言うのを思い知らされ、この映画の「ひとつの願いが、本当に世界を変えた物語。」と言うキャッチコピーが色褪せてしまう。

そんな今も混沌としている南アの背景を考えないでこの映画を観たら、感動的なヒューマンドラマとして楽しめると思いますけどね! 私の感動ポイントとしては、マンデラ大統領とラグビーチームのキャプテンのピナールがお互い指揮官として技量を試される立場に立ち向い「不屈」の精神で乗り越えて行く姿が良かったです。他にも大統領警護官の白人スタッフと黒人スタッフが対立からそれぞれを理解し合い、信頼を高めて行く過程が上手くラグビーを通して描かれていて、緊迫した熱戦の試合ともども味わいのある人間模様でスポ根ヒューマンドラマとして面白かったです。

ちぇっく映画のクライマックスシーンで、W杯の決勝戦の試合直前に南アフリカ航空機が競技場の真上えを低空で飛ぶと言うシーンが有りましたが、あれはフィクションではなく実話らしい。どんどん高度が下がり近づいてくる飛行機に競技場の観客たちは騒然となるが、その機体の底に「GOOD LUCK BOKKE」書かれていた文字を見て想いは一つになると言う感動的なシーンでした。あれが実話とはビックリでした。


「インビクタス」の
「フォトギャラリー」
はコチラです。
■ 「インビクタス/負けざる者たち」 ( 英題:INVICTUS )
■ 日本 公開日: 2010年 2 月 05日(金) (上映時間 2時間 14 分)
■ ストーリー : ジョン・カーリン原作のノンフィクション小説を映画化した感動のドラマ。反アパルトヘイト運動に尽力し、南アフリカ共和国大統領となったネルソン・マンデラと、同国のラグビー代表チームのキャプテンとの人種を越えた友情を描く。主演は『ダークナイト』のモーガン・フリーマンと、『インフォーマント!』のマット・デイモン。【1994年、マンデラ(モーガン・フリーマン)はついに南アフリカ共和国初の黒人大統領となる。いまだにアパルトヘイトによる人種差別や経済格差の残る国をまとめるため、彼はラグビーチームの再建を図る。1995年に自国で開催するラグビー・ワールド・カップに向け、マンデラとチームキャプテンのピナール(マット・デイモン)は、一致団結して前進する。】(Yahoo!映画より抜粋)
■ 監 督・製作 : クリント・イーストウッド
■ キャスト: モーガン・フリーマン、マット・デイモン、スコット・イーストウッド、ラングレー・カークウッド、ボニー・ヘナ
■ 米 公 開 日 :  2009年12月  
■ 全米週末興行成績 : 初登場3位
■ 米Yahoo!ユーザー: 平均評価 「B+」(1436ratings)
■ 米 各雑誌批評家 : 平均評価 「B+」(13 reviews) 
■ 私の期待度数 : 4 (1<5段階の期待度です。)

米Yahoo!評価はA~Fの6段階。ユーザーと批評家それぞれの平均評価で、A+が最高です。(ストーリーはYahoo!映画より抜粋させてもらいました。)

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